アルトー24時

脚色・構成・演出:芥正彦
人形演出:結城一糸
原作脚本:鈴木創士

音楽:佐藤薫+BANANA-UG(EP-4 Unit3)
日時:2011年9月1日(木)- 5日(月)
会場:赤坂レッドシアター

佐藤薫+芥正彦

佐藤薫(EP-4 Unit3)特別インタヴュー

◎今回の『アルトー24時』にご参加された経緯はどのようなものだったのでしょう?

鈴木創士にアルトーのポートレートが揺れていないかと尋ねる。

◎『アルトー24時』ではどんな音楽を聞くことができるのでしょうか? BANANA-UGさんのご紹介と同時にお答え頂ければ幸いです。

十字架が引き裂かれ引き摺りまわされる音の自然が置換され代用品の屑が生まれる。BANANA-UGも伊東篤宏も.esや泰子興業そしてぼくもセロトニンをエンジンに駆動する戦争機械だ。

◎そもそも佐藤さんはこの20年間、なにをなさっていたのでしょう? 答えられる範囲でお話し頂ければと思います。

問いから『踠』この一文字が眼前に現れる。穿った〈赤き大地〉に触れるためだ。

◎EP-4の再発もなされて再評価が高まっていますが、いかが思われますか? 2011年の現状に対する認識とともにお答え頂ければと思います。

訣別は彼岸の訣別への游泳距離の見積もり具合により橋架も地球の裏側も手段にほかならなず生の可能性への信頼が消失する恐怖がために身体にかまけていてはならないが意識を蔑ろにして妨げられる危険は思いの外ちいさい。

◎今回のお客さんたちへのメッセージをお願い致します。

スーフィーの回転を阻害する警官たちが自らのスペクタクルに揺さぶられ回転し始める前に舞台を介した私たちが語りかけへの準備を終えておかなければならない。


佐藤薫+BANANA-UG(EP-4 Unit3):音楽

EP-4リーダー。70年代よりクラブ、レーベルなどを次々とプロデュースし、ストリートと現場に新たなムードを注入。舞踏家とも共演。EP-4作品が再発され、近年、再評価が高まる。

アルトー24時:フライヤー

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